Hさんの単極性うつ病から双極性うつ病になった体験談

単極性うつ病
原因や症状
引き金になった出来事は、難病での父との死別、母の大けが、離婚、子供との生き別れ、さらにやっと会えた子供の脳腫瘍発症など、立て続けに起きた不幸な出来事です。

いわゆる罪業妄想にとりつかれてしまいました。つまり、「一連の不幸な出来事は自分が罪深いがゆえ、神様に罰せれている」と思ってしまいました。

どの精神病もそうですが、根本的な原因は個人のもつ強いストレス下で発症してしまう脳の器質的脆弱性と思います。

いかなストレスがかかろうと精神病にならない人はなりませんから。

治療
入院を2度しました。1度目は自傷行為や自殺企図がある状態だったため、医療保護入院の形で閉鎖病棟に入りました。

4か月で退院したものの症状が再び増悪し、2度目の入院を開放病棟にしました。当時、教職員をしていましたが、定められた休職期間で快癒することがなかったのでそのまま退職となりました。

2度目の入院期間の後半、離婚した妻と3人の子供が父の仏壇に手を合わせに来てくれたと母から聞き、いつまでもこのままではいけないと強く思いました。

そのおかげか2度目の退院を果たすことができました。

主治医からおぼれそうな人にとって、「薬物療法は浮き輪」、「入院生活が船」と思ってくださいと聞きました。

生活のリズムが整うことが第一であることを言い表していると思います。寛解した今では確かにそのとおりだと納得しています。

にほんブログ村・うつ病


双極性障害
症状や原因
単極性うつ病の診断で2度の入院をしました。

2度目の退院の頃、主治医から躁転したということで、診断名が双極性障害と変わりました。

早朝覚醒、多動、多弁、多幸感、攻撃性、観念奔逸等の症状がありました。

病院関係の患者やスタッフは単極性うつ病の時期を知っているので余りトラブルはありませんでしたが、外部の方との対人関係トラブルが増えてしまいました。

ただ、単極性うつ病の薬物治療の中にパキシルがありました。

この副作用ではないかとも思ったりしました。あくまでも個人的な見解です。

原因はやはり根本的には脳の器質的な脆弱性にあるとは思いますが、数年にわたる激しいうつの症状が明けたことによる揺り戻しのようなこともあるのではないかと思います。

このことは主治医もおっしゃってました。

治療
通院治療を現在まで続けていますが、治療開始から2年程度で服薬も必要なしと言われました。服薬したのは、テグレトールやリーマスなどのムードスタビライザーが中心です。

平成25年に福祉事業を起業しました。

その頃から治療は、医師の精神療法や臨床心理士のカウンセリングを中心とする「認知行動療法」へシフトしました。

おかげさまで取得当初2級であった障がい者手帳も「非該当」となりました。現在は不定期の通院で体調を維持できています。

にほんブログ村・うつ病

コメント